普及率1.5%の国策統一コード「JPQR」、PayPayの手数料格差で有名無実に

 スマホ決済大手がしのぎを削る中で、国が推進する統一コード「JPQR」が苦戦している。乱立するコード決済をまとめて加盟店の運営を効率化できるとの触れ込みだったが、2年間の普及率は1.5%。国策コードはなぜ受け入れられなかったのか。要因を探るとPayPayのしたたかな「手数料格差」戦略が見えてくる。