ANAの知られざるIT人材「内製」の勘所、空港スタッフが半年で開発現場の即戦力に

 新型コロナウイルス禍に苦闘を続けている全日本空輸(ANA)が「逆襲」に向けた取り組みを着々と進めている。その舞台はIT部門だ。空港などの現場部門から若手社員を異動させ、リスキリング(学び直し)を実施したうえでシステム開発に投入。情報システムの内製体制を強化しているのだ。