設定ミスに2年半気づかず 権限ない医師が患者情報を閲覧可能に

 大阪公立大学医学部附属病院で患者情報が漏洩した。登録医の情報を記載したマスターの設定にミスがあったことが原因だ。設定ミスに気づいたのは、同院の事務部門の職員だった。漏洩した情報は患者618人の氏名や年齢、住所、郵便番号などである。同病院は、2年半以上も誤設定に気づけなかった。