分かり合えない現実を描く『SERI 〜ひとつのいのち』10/6 S 感想

conSept作品の観劇は、2021年版『いつか』『GRAY』に続いて3作目ですが、どれも他の作品、特にグランドミュージカルの世界では見落とされたり、捨て置かれたりしてきた現実を描き出しているところが魅力のひとつだと感じます。今作は、無眼球症と鼻の骨の大きな歪みを持って生まれてきた千璃とどのように向き合うか葛藤す…