抗甲状腺薬の作用機序

抗甲状腺薬は甲状腺ホルモンを作りにくくする薬であり、バセドウ病を含む甲状腺機能亢進症の治療に使用されています。 (甲状腺機能亢進症で最も頻度が高いのがバセドウ病です) 甲状腺ホルモンは新陳代謝を促進する作用の他、成長や発達に重要な役割を持つホルモンです。 甲状腺機能が過剰となった状態では、発汗や動悸、…