大和ふるさと手帖〜奈良だより
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柿本人麻呂「ひさかたの天の香具山この夕霞たなびく春立つらしも」〜花より先に、霞が教えてくれた
ひさかたの天の香具山この夕霞たなびく春立つらしも 現代訳 久遠の空にそびえる天香久山(あまのかぐやま)。その山に夕霞がたなびいている。どうやら春が訪れたにちがいない。 歌の意味 この歌は、大和三山のひとつ「天香具山」を舞台に、目に見えぬ季節の変わり目を、夕霞という微細な自然によって捉えた、春の到来を告…