大和ふるさと手帖〜奈良だより
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柿本人麻呂「古にありけむ人もわがごとか三輪の檜原にかざし折りけむ」〜祈りは、時を渡る、神の座す山
古(いにしえ)に ありけむ人も わがごとか 三輪の檜原(ひばら)に かざし折りけむ 柿本人麻呂が三輪山の桧原を訪れ、古代から続く信仰と祈りの心を自らに重ねて詠んだ歌。個人の感慨を超えて、人と自然と神を結ぶ“祈りの連続性”を表す。 現代訳 昔この地にいた人も、私と同じように、三輪の檜原で神に捧げる榊を折って、…