鏡王女「秋山の木の下隠り行く水のわれこそ増さめ思ほすよりは」〜声なき愛、葉陰に流るる恋

秋山の 木(こ)の下隠(がく)り 行く水の 我われこそ益(ま)さめ 思ほすよりは 現代訳 秋の山の木々の葉陰を、流れ隠れていく水のように、姿は見せませぬが、私はお慕い申し上げています。あなたがお思いになるより、もっと深く、もっと強く。 歌の意味 この歌は、鏡王女(かがみのおおきみ)が天智天皇(中大兄皇子)…