大和ふるさと手帖〜奈良だより
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「鳴る神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか君を留めむ」〜万葉に響く愛のことだま
鳴る神の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留(とど)めむ 現代訳 雷の音がかすかに鳴り、空が曇ってきた。このまま雨でも降ればいい――そうすれば、あなたをもう少しここに留めておけるのに。 歌の意味 「鳴る神」とは雷のこと。古代では雷は天の神の現れとされた。 「少し響みて」は、雷の音がかすかに鳴る…