能楽発祥の地で、子どもたちは花を咲かせた、時分の花と、まことの花のあいだで

昨年から、10歳の姪と7歳の甥が、週に1度、能楽を習い始めた。きっかけは特別なものではない。どこにでもある「やってみるか」という軽いノリ。だが、続くということは、いつも静かな意思を伴う。その成果のお披露目が、2026年1月11日、磯城郡で行われた。 磯城郡は、能楽発祥の地。幼少期を桜井で過ごし、晩年をこの地で…