大和ふるさと手帖〜奈良だより
id:balladlee
「大宇陀温泉あきののゆ」〜薬草の湯、地下1300mから湧く、阿騎野の記憶
大宇陀の山あいへ入っていくと、空が少し高くなる。道の先に現れる「あきののゆ」は、派手さで人を呼ぶ場所ではない。 白い暖簾の向こうに入る前から、ここには土地の時間が静かに溜まっていることがわかる。飛鳥時代、大和朝廷の狩り場、薬猟の地として知られた「阿騎野」。その古い名を受け継ぐようにして、この温泉は地…