【メルカリ小説】古新聞を出品したら飛ぶように売れてわろた1話「だって、コロナでアルバイトがなくなったから」。

新聞にコンプレックスがある。小学の時に、ベニヤが剥がれたような木製のボロの玄関の戸が、金属製のドアにつけかえられた。ドア以外はボロだったのだけど、そのドアは、まるでテレビに出てくるお金持ちの家のドアのようだった。そのドアに、誰が犯人だったのか分からないが、私の両親の思想信条を否定する落書きがされた…