石油の歴史No09【アングロ・ペルシャ・オイルの設立】

19世紀末、ペルシャ帝国(現在のイラン)は凋落の一歩にあり、ヨーロッパの強国は領土を狙っていました。 何世紀もの間、燃え続けている“神の火”に興味を示したのはオーストリアの鉱山技師のノックス・ダーシーでした。 オーストラリアで金鉱を掘り当て、巨大な富を蓄えていた彼は“神の火”の話を聞き、石油ではないかと…