読書メモ『植民政策より見たる委任統治制度』矢内原忠雄

五十嵐元道著、「国際信託統治の歴史的起源 帝国から国際組織へ」を読んで、以前読んだ『植民政策より見たる委任統治制度』矢内原忠雄著を再読した。 この論文は矢内原全集第4巻(170ー195頁、岩波書店、1963年)に収められているが、出版されたのは昭和12年7月「国家学会50周年記念国家学会論集」である。 昭和12年、…