矢内原「帝国主義の現勢」1927年 読書メモ

帝国主義研究が収まっている矢内原全集第4巻には論文集があり、その一つが1927年に書かれた「帝国主義の現勢」である。これも小論だ。 やはり反帝国主義はロシア革命の産物である。ロシアが帝国主義の対象である世界の植民地の民族主義者に反帝国主義原理と政策を指示した、とある。「指示」である。「啓蒙」とか「教示」…