老いの姿

介護の意味のひとつは 生老病死そのものの姿を見つめること。 かつて自分が幼かったころは 親だけが全世界だったはずが 次第に並び いつしか追い越し離れて暮らし やがて再び戻って来ては 日に日に小さくなっていく親を 守る側に立っている。 病院での最後の数か月 母は枯れ木のようにやせ細って 点滴一本でいのちをつない…