孤独ではない孤独

ある日食事どきに病院へ面会。 母はすでにテーブルにスタンバイ。 隣には初めてお見かけする高齢女性。 認知症とは思えないほどきちんと会話ができる。 「娘さんですか?」 「いいわねぇ来てくれるなんて」 にこやかに私と話していたのだが 次第に雲行きが怪しくなってきた。 私が母の食事介助などをし始めたら その女性は…