電源コード

実家処分を急ピッチで進める中 台所の蛍光灯が外せずに苛立つ。 「ええい時間がないのだ!」と私は 通電中の電源コードをハサミで切ることに。 コードを持ち大きなハサミを入れて いざ!というそのとき ふと耳元で誰かの声が 聞こえた気がして手が止まる。 シーンと静けさが通り抜ける。 「あ これ切っちゃダメなんだっけ…