悔いのないように

日々の介護でどれだけの憤りを飲み込んで そのために自分の体調を崩すことが続いても 「私が手を放すと生きられない人がいる」 という事実には逆らえない。 かつて若さゆえ怒りのあまり 私が手を放してしまったところ その人はあっけなく世を捨ててしまった。 人の心のもろさを突き付けられて 今なお「本当はどうすればよ…