『パーフェクト・ドライバー』カーアクションから離れるということ、そして小道具が機能しているということ 

一般的な意見ではないかもしれないが少なくとも自分にとって、21世紀の逃がし屋映画と言えばすぐに思い浮かぶのが『ドライブ』と『ベイビー・ドライバー』だ。1月に公開が始まった韓国映画『パーフェクト・ドライバー』を見ているとき、この2作が常に念頭にあった。あながちその2作を想起したのは間違いでなかったように思…