[脚本家 三谷幸喜さん]前立腺がん(4)「がん経験は、僕にとってプラス」…良い作品を作りたいとの思いは今まで以上に | ヨミドクター(読売新聞)

 2021年10月、主治医の 頴川晋(えがわしん) さんとの対談本「ボクもたまにはがんになる」(幻冬舎)を出版し、前立腺がんを公表した。ちゃかさないと気が済まない性格ゆえ、随所にクスッと笑える部分も盛り込まれている。  がん経験を本にまとめた理由は二つ。一つは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を書く…