阪神・淡路大震災29年 支援活動をした精神科医が能登半島地震で気になること…ケアが必要なのは被災者だけではない | ヨミドクター(読売新聞)

 能登半島地震は、まだ、被害の全容がつかめていない状態ですが、精神科医として1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」で支援活動を行った経験から、気になること、精神科医療にできることを考えました。あの時、現地に入り、相談者から「眠れない」という多くの訴えがあり、睡眠薬や抗不安薬を処方して回…