文楽 9月東京公演『卅三間堂棟由来』『日高川入相花王』国立劇場

■ 第二部、卅三間堂棟由来、平太郎住家より木遣音頭の段。 今回は、平太郎住家に盗賊・和田四郎が押しかけてきて母を殺害するくだりを含むノーカット上演。通常とは異なり、舞台上手に池とつるべが設置される。 和生さんは第一部の翁のほか、お柳も勤めていた。シュッとした清楚な雰囲気で、まさに柳の精という佇まいだっ…