枕草子・第26段「にくきもの」(第1回 / 全2回)

枕草子・第26段は「にくきもの」(憎らしいもの)。ここでは似合わない、不釣り合いなものを憎らしい、いまいましいとして取り上げています。清少納言の観察眼が光ります。長い段のため、2回に分けて掲載します。 第26段 にくきもの にくきもの憎らしいもの 急ぐ事ある折に来て、長言(ながごと)する まろうど急用がある…