大河ドラマ「太平記」16話「隠岐配流」:世情は乱れ、各人物の思惑が錯綜する

隠岐に配流となった後醍醐先帝の護送を担った佐々木道誉は数々の便宜を取り計らい先帝より感謝されるが、一方で鎌倉の長崎円喜・高資の聞こえるところともなった。 足利高氏は、幕府より禁じられた亡父貞氏の弔い法要を足利庄で行うが、出席した新田義貞らは高氏に対して公然と対北条に向けた話を持ち出していた。 1332年…