藍川由美「倭琴の旅」
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行方
『常陸国風土記』に 昔、難波の長柄の豊崎の大宮に天の下知ろし食しし天皇(孝徳天皇)の御世 白雉4年(653)に茨城(うばらき)の国造 小乙下 壬生連麿(みぶのむらじまろ)、 那珂の国造 大建 壬生直夫子(みぶのあたひをのこ)らが、 惣領高向大夫、中臣幡織田大夫らに申し出て、茨城と那珂の郡からそれぞれ 8里と7里の計15里(700…