巨麻郡

巨麻郡の初見史料は 『正倉院文書』天平宝字5年(761)12月「甲斐国司解」中の「巨麻郡栗原郷」。 郡名の由来としては、 江戸時代の『甲斐国志』など近世の地誌類による 甲斐の黒駒と称えられた良馬を産出した土地で古代に御牧が多く存在したとの説と 『続日本紀』霊亀2年(716)5月16日条に見られる 高句麗滅亡後の朝鮮半島情…