『四梵住』とブラフマ・チャリヤ【前編】

前四回にわたってウパニシャッド的な絶対者ブラフマンとゴータマ・ブッダとの関係性について、諸原典を引きつつ様々な角度から検討してきた。 それについて新たに判明した事実関係について補足しておきたい。前回私はいくつかのテーマについて考察しているが、そのひとつに『作られざるもの』と『作られたもの』の対置があ…