僧河口慧海の見た世界

このブログでも何回か触れてきたが、河口慧海師は明治の頃の求法僧。 15歳の時に釈迦伝を読んで発心、25歳で出家し、生涯を信仰に捧げた人である。 人によって解釈の異なる漢訳経典に飽き足らず、原典を求めて、当時固い鎖国政策にあったチベットに4年の歳月をかけてたどり着いた。 チベットの首府ラサで勉学に励み、わず…