初代 中村勘三郎(しょだい なかむら かんざぶろう)

解説 [1597~1658]江戸時代前期の歌舞伎役者、座元。慶長2年生まれ。中村勘兵衛の次男。江戸歌舞伎の祖。京都で能の狂言方となり、歌舞伎に転じて江戸へいく。寛永元年猿若座(のちの中村座)を創立し、猿若勘三郎と称した。明暦4年6月9日死去。62歳。山城(京都府)出身。屋号は柏...